2010年06月16日

「心の病」で労災234人=申請者数は過去最多―厚労省(時事通信)

 仕事のストレスが原因でうつ病などの精神疾患になったとして、2009年度に労災認定された人は234人に上ることが14日、厚生労働省のまとめで分かった。このうち、自殺の認定は63人。前年度より3人減ったが、同省は「精神障害で病院にかかる人が増えたこともあり、依然として高い水準」としている。
 集計によると、精神疾患の労災申請は前年度比209人増の1136人。初めて1000人を突破、過去最多を記録した。遺族の申請は9人増にとどまり、本人申請の増加が押し上げた形だ。
 認定されたのは同35人減の234人で、これまでで3番目に多い。年代別は、30代(75人)、40代(57人)、20代(55人)の順で、これらの年代で全体の約80%を占めた。職種別では「商品販売従事者」が最も多かった。 

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資源権益獲得と太陽光や風力などの導入拡大求める エネルギー白書(産経新聞)
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新たな仕組みの抗カビ物質=医薬品開発へ応用期待―理研など(時事通信)
自称NPO幹部、16人の保護費申請に同伴(読売新聞)
posted by ハシグチ カズミ at 15:40| Comment(10) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

菅首相が、1日でも長くトップでいるために(Business Media 誠)

 鳩山政権がつぶれ、副総理だった菅さんが新しい首相に就任した。そして記者会見では「経済成長、財政再建、社会保障を一体的に実現する」と語った。「友愛」とか「国民の命」とかを連発した鳩山前首相よりは、現実的な問題意識が鮮明で、安心感があるように思える。しかし菅総理の「経済理論」に疑問がないわけではない。

 過去の経済政策の失政が、この「失われた20年を生んできた」と菅新首相はこれまでの経済政策を切って捨てた。とりわけ小泉・竹中路線は、「デフレのときにデフレ政策を取った」と手厳しく批判をしている。それはデフレ状況にあるときに、企業がリストラをするように仕向けたということを指しているようだ。リストラされた労働者は当然のことながら消費を抑えるから、需要が抑制されて、デフレはますます解消されなくなるという理屈である。

●財政再建が遅れるかもしれない

 確かノーベル経済学賞受賞者であるプリンストン大学のポール・クルーグマン教授は、著書の中で「経済について分かっていることはそれほど多くはない」と記していた。つまり問題が生じたときの解決策、例えばデフレをどう解消するか、というのは、よく分かっていないというのである。それにリストラ(人員削減だけを意味しているわけではない)をしなければ企業の競争力は回復せず、結局はリストラをさせないために融資で企業を生かし続けることになる。これはいわゆる“ゾンビ企業”そのものである。ゾンビ企業を存在させることで金融機関は潜在的な不良債権を抱えるし、産業の新陳代謝が阻害され、結果的に経済から活力を奪う。これは経済学の理論ではなく、日本が実際に経験したことではなかったのだろうか。

 もう1つ納得がいかないのは、経済成長と財政再建、社会保障を一体的に実現するという理屈だ。増税をして(菅首相は財務大臣になって急に財政再建論者になった)も、国家がカネの使い方を間違えずに雇用を生み出すようなやり方をすれば、増税は必ずしも景気にとってマイナスにならないとする。また医療や介護を「成長産業」として位置付け、こうした分野で雇用を伸ばすのだとも言う。

 確かに医療や介護は「成長分野」に違いない。これから団塊の世代の高齢化が進むにつれ、医療費がかさむからである。現在の医療費はだいたい34兆円ぐらい。医療費の単価が違うのでなかなか比較しにくいが、GDP(国内総生産)比でみると、OECD(経済協力開発機構)平均がほぼ10%であるのに比べると、日本は8%ぐらいだ。その意味では医療費はもっと増えてもおかしくはない。

 しかし問題は、その増えた医療費をいったい誰が支払うのかということである。一般国民は、健康保険料を支払って、なおかつ窓口で通常3割の自己負担分を支払っている。窓口で払う金額をさらに増やしたり、あるいは保険でカバーする金額を増やすために保険料を引き上げるといったことが現実的に可能なのだろうか。そもそも医療費の増加分をすべて国民の負担ということにすれば、普通の消費を抑えることになって、「医療産業」はよくなっても全体的にはプラス、マイナスのどちらにころぶのだろうか。

 もし増加分を税金で賄うということであれば、例えば5兆円増やすなら消費税2%分の税金が医療費に注ぎ込まれるということになる。無駄遣いをなくしてこうした費用を捻出するというのならともかく、今年度の予算編成を見ても、過去の事業仕分けを見ても、民主党が野党のときに主張していた「20兆円ぐらいのカネはすぐに出てくる」(だから消費税は4年間は上げないと鳩山前首相は言っていた)のは虚構だったことが明らかになりつつある。もし税金を注ぎ込むということになれば、当然のことながらそれだけ財政再建が遅れるということだ。

●誰がなっても日本の政治は大きく変化しない

 日本の財政は危機に瀕しているわけではないにしても、先進国中では最悪の水準にある。少し乱暴な言い方をすれば、いつ国債市場から「これ以上の国債は引き受けられない」と言われてもおかしくない状況だ。そういった中でドラスチックに赤字減らしを宣言することになれば、かなり大幅な消費税増税が必要になるだろう。当然、景気に悪影響が出る。

 ある米国の情報誌は、この菅政権の成立に関して報道した後、こう締めくくった。「結局のところ誰がなっても日本の政治が大きく変化することはないだろう。日本のリーダーがやらなければならないことは決まっているからである。それは財政再建だ」と書いた。

 さて菅首相は、二兎というか三兎を追おうとするのか、それとも一兎ずつ順番に片づけようとするのか。それによって菅首相が1年後も首相をやっているかどうか、大きく変わってくるだろう。【藤田正美】

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posted by ハシグチ カズミ at 18:46| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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